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ハッチ・ポッチ・クラブ ニュース!(新TOEIC情報)
駆け込みTOEIC受験 5月からテスト形式変更
英語能力の検定試験「TOEIC」(主催・国際ビジネスコミュニケーション協会)のテスト形式が五月から変更になるのを前に、従来式の最後となる三月二十六日の公開テストで“駆け込み受験”が起きている。就職時にTOEICのスコア提出を義務付ける企業も増えているだけに「慣れた試験でいいスコアを出しておきたい」(大学生)といった思いがあるようだ。
二十六日に全国で実施される公開テストの申込者は十四万三千人で、前年同月の十二万人から約二割も増えた。「十七年三月には前年同月に比べて四千人増だったから今年の伸び方は駆け込み受験といえる」(国際ビジネスコミュニケーション協会広報渉外担当)としている。
TOEICの聞き取り問題は、従来はアメリカ人による吹き込みだったが、新形式ではイギリス、オーストラリアなど、多様な発音を聞き取る必要がある。また、読み取り問題は、より長文となるなどの新しい形式に変わる。
テスト結果が十−九百九十点であることや、試験が二時間(聞き取り四十五分、読み取り七十五分)ということに変更はないが、「従来よりも実践の英語力を問うテストになる」(同)という。
TOEICは、世界六十カ国で年約四百五十万人が利用する世界標準テスト。平成十六年度に日本では、約百四十三万人が申し込んだ。企業が新卒採用時にスコアを活用することが増えたほか、大学入試の判定などにも約二百校が活用している。
これだけ普及したテストだけに、受験者にしてみれば慣れたテストで少しでもいい点数を出したいという思いが強い。ただ、企業や学校がTOEICを団体実施する場合については、テスト形式変更は十九年四月からとなる。
(産経新聞) 3月7日
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